
Hisaです。「エコバッグを持ち歩いて、レジ袋をもらわない」など、プラスチックフリーについての記事を書いていると、よくこんな意見をもらいます。
「レジ袋をもらわないと、生ゴミを捨てる時に困ります。」
…そうなりますよね。
僕もいま、まずは自分からと、ドイツでプラスチックフリーの生活に挑戦中ですが、確かに最初、生ゴミは僕も一番困ったので、ドイツ人の友達(女性、20代前半)に聞いたことがあります。
僕「生ゴミをプラスチック使わずに捨てたいんやけど、どーしたらええ?」
友達「ゴミ捨て場にそのまま捨てりゃいいでしょ。」
…やっぱりそう来たか。俺もそれしか無いと思ったよ。でも、、、
僕「そんな事したら、夏場とか虫わかへんの?」
友達「そりゃわくけど、ゴミ捨て場は家の外だし、別にレジ袋に入れて出したってわくだろうし、だいたい環境の方が大事でしょ。」
…むっちゃカッコイイ。
キレイ好きが行き過ぎず、手間がかかることもかえりみず、じっと相手の目を見返して「環境の方が大事でしょ。」ってさらっと言えるこの感じ。

そーいやこの人、環境の方が大事やからて、
風呂はためないでシャワーで済ますし、
髪の毛洗うのは2~3日に1回やし、
バスタオルも何日間かは洗わんと同じの使う、
て言うてたな…。
僕「せやな!ありがとう!!」
友達「ちなみに、生ゴミをプラスチックのレジ袋に入れて捨てるの、禁止されてるから気をつけてね。」
…。
!?!?!?!?!?!?!
…その発想は無かった。さすがドイツ。負けたよ。
ちなみにドイツのゴミ捨て場は、以下のような感じになっています(^^♪

場所によって違いがあるみたいですが、「紙」、「ビン」、「プラスチック」、「生ゴミ」、「その他(リサイクルできないもの)」といった分類があります。
このうち、「生ゴミ」用のゴミ入れにはプラスチックの袋を一切入れてはいけないらしく、どうしても袋に入れたければ、生分解性プラスチック(土にかえるプラスチック)であれば入れて良いらしいです(購入する必要があります)。
徹底してますね。素敵です♪
…と、ここで終わってしまうと、「その仕組みが整っているドイツやからできることやん。」ってなってしまいますね。
確かに、日本ではこういったケース型のゴミ捨て場ではなく、決まった場所に、そもそもプラスチックであるゴミ袋に入れて出すのが主流です。
「プラスチックとしてのゴミ袋自体」を削減するには、行政を巻き込んだ、根本的な改善が必要かも知れません。
ただ、日本でもできる、生ゴミが出た時にレジ袋を使わずに済ます方法もありますので紹介します(ゴミ袋がただでさえプラスチックなのに、その中にゴミを包んだ小さなレジ袋がいくつも入っている…というような場合がよくありますので)。
1、紙を使う
「悪臭が出るからレジ袋に入れる」という人がいますが、逆だったりします。 生ゴミをレジ袋に入れると、ぬれたままになるので、実はそれこそが悪臭の原因になっています。
でっっっきるだけ水気を切った生ゴミを、新聞紙や紙袋、いらなくなった雑誌に包んで捨てる事で、水気を切って悪臭を防げます。生ゴミがぬれていないことで、焼却所で必要なエネルギーも削減できて一石三鳥(^^♪
2、生ゴミそのものを減らす
生ゴミの中には、野菜の皮が多いと思います。
ですが!野菜は皮の方に栄養がつまってます。思い切って皮ごと使える野菜は使っちゃいましょう。 キャベツの芯も栄養たっぷりです。
そう考えると、皮が本当に食べれない野菜ってそもそもほとんど無い気がします。むしろ皮付きの方がうまいものも多いです。
食べ過ぎている人は、そもそもの食べる量を減らすということもとても効果的ですね。健康にも美容にも♪
3、すでに出してしまったプラスチックゴミを使う
レジ袋をもらわないようにしていると、今度は食品などを包んでいるプラスチック袋に嫌悪感を感じるようになってきます。
これももちろん、無包装のものを選ぶ、などして無くしていく必要があるのですが、どうしても出してしまったそのプラスチック袋のゴミ、せっかくなので利用しましょう(^^♪
4、生分解性プラスチック(※土にかえる)の袋を使う
どうしても袋を使うことと完全にオサラバが難しければ、生分解性プラスチックの袋を使いましょう(購入する必要はあります)。
5、この記事を友達にシェアする(笑)
…はい。宣伝です(笑)
ただほんとに、いいね!と思って頂いたら… 是非お願いします(^^♪
読んで頂く方が増えれば増えるほど、プラスチックゴミが減る、そんな記事を目指してがんばっていますので(^^♪