
谷口たかひさです。
うちは兄弟が多かったこともあり(6人)、大学には奨学金を借りて行かせてもらいました。
イギリス留学ともなると、それでも全く足りなかったので、バイトを4つかけ持ってました。
それでも足りないことに気づいたので、結局学生ながら自分でビジネスをはじめました(そんな大それたものではなく、あれよあれよと流行に合わせて服を買い替える大学生から、着なくなった服を預かり、ネットショップで販売して手数料をもらう、といったものでした)。
こう見えて学ぶことが大好きだったので、学びたいのに、お金をかせぐことにたくさんの時間とエネルギーをうばわれてしまうのが、とてもくやしかった事をハッキリと覚えています。
ドイツの大学は学費が無料。
※私立など、一部例外はありますが、原則無料、またはかなり低額だそうです。
…。
正直言っていいですか?
…。
むぅっっっっちゃ
うらやましいです。。。
また学費だけでなく、高校終了までの期間は、給食費、教科書代、筆記用具代(鉛筆、ノートなど)が全て無償だそう。
つまり、「教育費」が無償、ということですね。
未来をつくる、「教育」というものに重きを置くことは、国力を維持する為にも、賢明な選択だと僕も思います。
また、これは外国人でも適用する、といいます。
理由は…
「誰もが等しく平等に教育を受ける権利がある」
からだそうです。
※1970年代のドイツ社会民主党(第2政党)の政策。2006年に財政危機で見直されたが、2013年から再び実施。
…。
涙出てきますね。
こういう理想を掲げ、実現していることを、心からスゴいと思います(^^♪
さて、日本では消費税が2019年10月に8%から10%に増税予定です。

これには賛否両論あるでしょうし、僕個人の意見としては、社会保障はもっと充実していくべきだと考えていますが、そのお金の集め方として、法人税を下げながら、消費税を上げていく、というのには違和感があります。
企業の内部留保(利益から税金や株主配当、役員報酬を払った後に残る、蓄積されていくお金)なんて、バブル期よりよっぽど多いみたいですし。
ただ、ドイツの消費税は、日本よりよっぽど高い19%(法人税はほぼ同じ)ですが、これが16%から19%に上がる時にも、反対の声はあまり出なかった、と現地の人から聞きました。
色々な要素がからんでくることなので、簡単なことは言えませんが、
税金の使いみちや、政府と国民との信頼関係、といったところなのかも知れませんね。