
谷口たかひさです。
大学はイギリスに留学していました。
今思い返すと、「お酒の飲み方」もイギリスで学びました。
※決して品の良い飲み方では無いです。

おかげさまで、ドイツ語は勉強中ですが、英語(とアルコール)には免疫ができました。
そうなると何が嬉しいかというと、色々な国のニュースが読めたり、色々な国の人と「自分の言葉」で話せたり…
世の中の事を、より早く、広く、深く、正確に、知れると思うわけです。
ニュースでいうと、イギリスやアメリカなど、英語が母国語の国のニュースはもちろん、
英語が母国語で無い国のニュースも、英語に翻訳されるのは早かったり、イギリスやアメリカのメディアが取り上げたりします。
一方で、海外のニュースが日本語に訳されるには、結構なタイムラグがあったり、
世界的に重要なニュースでも取り上げ方がごく小さかったり、
そもそも全く取り上げられなかったり…
Google翻訳なども精度が上がってきていますが、利用してもイマイチ何が書いているか、わかりそうでわからなかったり…
そもそも、翻訳機能というのは、その他の言語で書かれた記事が、何やら大切なことが書かれているらしい、となるから利用するわけで、
その「何やら大切なことが書かれているらしい」という情報自体が入ってこなければ、
「この記事大切なことが書かかれているらしいから、Google翻訳使って読んでみようかなぁ」となるはずもありません。
2019年5月に、イギリスが国家として初めて、気候異常事態宣言を出しました。

ということについて、先日記事を書かせてもらいました。
(記事はこちら⇒イギリスが世界で初めて気候非常事態を宣言!)
このニュースがイギリスのオンラインメディアに出た時、
日本はゴールデンウィークの最中で、僕も猛烈に、モーレツにエンジョイしていましたが、
この速報が入ってきて、興奮して周りの人と話しまくったのを覚えています。
気候危機阻止の為のストライキは、世界100ヵ国、100万人以上に広がり、ドイツでもいたるところで見かけます(僕も参加します)。
ただ、世界的にめちゃくちゃビッグニュースのこの話、今のところ日本の人で、知っていた人を見たことがありません。
そして、今のところ欧米の人で(イギリスの人に限らず)、知らなかった人を見たことがありません。
(もちろん、たまたま、という可能性も無くは無いです)
僕のまわりには、こういった問題に素晴らしく意識の高い方がたくさんいますが、「個人の意識の差」だけでは片づけられない、こーゆう情報のギャップがまだまだ、事実として発生しうる、と思うわけです。
また、メディアの情報だけだとどうしても偏ったり、大げさだったりすることもさけられませんので、現地にいる、現地の人に聞ける、ということも非常に大事になってくると思います。
それを、たまたま環境に恵まれて、英語と日本語が使えるようにならせてもらった僕が、
せめて自分の関心のある分野(環境/教育/農業/健康/お金の仕組みなど)に関してぐらいは、
その情報のギャップを少しでも埋めることに一役買えたらなぁ…と思います(^^)
ので、前置きが長くなりましたが、
よければフォロー/シェア/いいねなどお願いします(笑)
※ロゴをクリックでとべます。
引き続き、海外メディアから得た情報や、現地の人から聞く話、それに対する自分の考えなども交えて、いち早く発信していきますので(^^)
「私たちが気候危機を阻止できる最後の世代」
という記事を、イギリスのガーディアン新聞(200年程歴史のある老舗新聞)が報じました。
また同時に、
「被害を受ける最初の世代」
でもある、と報じています。
記事の中では、2015年国連パリ協定の「2030年時点での気温上昇を1.5℃以内に抑える(産業革命時との対比、現在は約1℃上昇)為に努力する」という取り決めとは裏腹に、温室効果ガス排出が上昇していることや、
アメリカの大統領、ドナルド・トランプ氏が気候危機を否定していること、ブラジルの新政権も気候危機への対策に前向きでは無いこと、など、マイナスの面も報じられていますが、
EUが温室効果ガス排出量を実質ゼロにすべく取り組んでいることや、
再生可能エネルギーのコストの急降下、
世界銀行の気候危機阻止の為のお金が、温室効果ガス排出を減らす為だけではなく、
気候危機が原因で起きている、洪水、嵐、干ばつから人々を守るために平等に使われていることなど、プラスの面も報じた上で、
現在の対策は、気候危機を阻止できるほど、迅速で抜本的なものではない、としています。
その理由の1つに、気候危機阻止には、行政面からのはたらきかけも必要不可欠であるが、
気候危機対策をうたっても、政治家としては人気が出づらく、選挙には勝てないこと、
などが挙げられています。
この問題の原因は少なからず、私たちひとりひとりにもあると思ってます。
気候危機阻止に取り組む政治家、企業、NPO、個人を応援し、その人たちを人気ものにできるのは、私たちひとりひとりの意志ですから(^^)
私たちが気候危機の「被害を受ける最初の世代」で、「阻止できる最後の世代」です。

自分の子供の世代や、孫の世代に、「どうしてまだ間に合ううちに何もしてくれなかったの?」と聞かれて、何も言えない大人にはなりたくないですね(^^)