ドイツの「脱原発」正式発表、福島原発事故のわずか〇〇日後‐その背景にあったもの

 

 

谷口たかひさです。前回、チェルノブイリ原発事故現場に行くことができたので、それについての記事を書きました。

(※記事はこちら⇒チェルノブイリ原発事故現場に行ってきました(政府認可機関同行のもと)

 

記事を読んで、実際に現地で撮った写真なども見て頂くと、あらためてその凄まじさをおわかり頂けると思います。

 

歴史上、他に例がない規模の事故で、INES( ※)で、初めてレベル7がつきました。

※INES… 国際原子力・放射線事象評価尺度のことで、原子力発電所などの事故・トラブルについて、それが安全上どの程度のものかを表す国際的な指標。0から7までのレベルで表され、 7が最悪。

 

それから、再びレベル7がつけられることはありませんでした。

 

 

 

…福島原発事故までは。

 

 

福島原発事故には、チェルノブイリ原発事故と同じく、歴史上最悪となる、レベル7がつきました。

 

 

 

この事故は、世界中にも衝撃を走らせました。

 

 

 

ドイツメルケル政権も、福島原発事故に衝撃を受け、

 

「脱原発」

 

正式発表

 

 

 

この正式発表を、メルケル政権が行ったのは、2011年3月11日に起きた福島原発事故から、

 

 

 

わずか79日後

 

 

 

である、2011年5月29日のこと

 

 

 

これは「脱原発」の正式発表で、

 

さらに早いタイミングでの動きもあり、

 

福島原発事故が起きた時、ドイツでは17基の原子力発電所が動いていましたが、

 

メルケル首相が「原子力モラトリアム」を発令し、そのうち7基に停止を指示したのは、なんと福島原発事故の…

 

 

 

4日後

 

 

 

である、2011年3月15日のこと。

 

 

電光石火とはこのことですね(この言葉を使ったのはポケモンでピカチューを使っていた時以来です)。

 

 

ほれぼれするほどカッコいい決断だと思いました。

 

 

こういう書き方をすると、メルケル政権がめちゃくちゃカッコよく見えて、

 

「日本の政府はどうなってるんだ」みたいな話になりがちなんですが、

 

メルケル政権を動かしているのは国民

 

という側面もあるんですね。

 

 

福島原発事故の翌日となる、

 

2011年3月12日のBBC(英国放送協会)のニュースを見ると、

 

「60,000人にのぼる人たちが、原発に対する抗議として、行進を行った」

 

ことが書かれています。

 

 

長さにして、45kmにわたる人の列ができたそうです。

 

 

 

さらに、「緑の党」という環境政党の存在も大きいと言われています

 

 

「緑の党」は、ドイツの環境政党であり、設立は1979年。

 

環境保護運動が連合する形で設立されたと言います。

 

当時から200,000人を超える人が参加する、原子力の使用に反対する運動だったそうです。

 

 

そうして設立された緑の党は、原発反対気候危機対策をきっかけに、急激に国民の支持を伸ばし

 

先月(2019年6月)に行われた世論調査によると、

 

 

ドイツで最も支持率の高い政党

 

 

に選ばれています。

 

 

 

こうして並べてみると、

 

 

国民が考えて、

 

行動して、

 

選んでいる

 

 

ことがわかります。

 

 

 

考えてみると、

 

政治家を選んでいるのも、

 

政治家にお金を払っているのも国民なので、

 

当たり前の話なんですね。

 

 

 

日曜日(2019年7月21日)の参議院選挙、

 

選挙に行かないとか、

 

自分の意思(責任)で選ばないとか、

 

そういうカッコ悪い大人にだけはなりたくないなぁ、と強く思います(^^)

 

 

 

よければフォローお願いします(^^♪ 
※ロゴをクリックでとべます

最新情報をチェックしよう!
>ヨーロッパの事なんでも聞いてください♪

ヨーロッパの事なんでも聞いてください♪

・ドイツはなんで犬の殺処分をゼロにできたの?
・プラスチックフリーのスーパーって?
・ドイツでナチスを放映し続けているって本当?
・北欧の小学校教科書には何て書いてるの?
・ドイツでは腐るお金があるって本当?

などなど、ヨーロッパに関して「これって本当なの?」や「こういうところはどうなっているの?」といった質問に、ドイツ在住の僕が現地の人へのインタビューを交えお答えします(^^♪