
谷口たかひさです。
国連主催の、政府間会合による、今年5月の警告です。
また、何度も書いていることですが、
気候危機を人類にとって生存可能なレベルにおさえれるかは、
この18か月にかかっている
と、先月の24日に、英国放送協会をはじめ、世界各地で報道があり、
今月には日本でも報道されました。
私たちって、なんでこんなにも異常なまでに、
自分たちの家(地球)を破壊しているんでしょうか…?
こういう問題って、ちょっと掘り下げると、
だいたい「お金」が原因だったりしませんか??

これは完全に僕個人としての考えですが、
今の世の中では、お金って完全に「神様」になっちゃってると思います。
これはたぶん、お金の性質にその原因があります。
どういうことか説明しますね。
お金ってもともと、物々交換だと不便だったのを、
「仲介するもの(交換価値)」として、生まれたはずなんですね。
ちなみに昔はその「仲介するもの(交換価値)」に、
「貝」など(他に、石、稲、金など)が使われたりもしました。

そのため、今もお金に関係する、
財/貨/資/賃/購/買/貿/貯などの漢字には、
「貝」という字が入っていますね(^^)
ただ、お金で交換できるものはすべて、
「人の時間」と「地球の資源」でできており、
当たり前ですが、これらはすべて「有限」です。
それに対して、お金は今や、一部の人が、「無限」に増やすことができます。
また、このお金で交換できる、いわゆる「自然物」はすべて、
時間と共に価値を失います。
それに対して、お金は、時間とともに価値を失わないどころか、
増えていくことさえあります。
スーパーの閉店間際、色んな食べものに
〇〇%割引!!
っていうシール貼られたりしませんか?
これって、食べもの作っている人が、お金を持っている人とガマン比べすると、
時間とともに、食べもの作っている人は、お金を持っている人に、
安くしてでも買ってもらうように頭を下げてでもお願いする、
っていう事を意味してますよね?
でも人間にとって本当に価値があるのは、食べものの方なはず…。
この「無限」で、他の自然物と違い「永久不滅」であるというお金の性質が、
お金を「神様」にしちゃっていて、
お金のためなら、「人の時間」や「地球の資源」はないがしろにされて良い、
という世の中をつくってしまっているのだと思います。
(僕が執筆した『お金も時間と共に価値を失えば、世界は良くなる』はコチラ
⇒https://coinpost.jp/?post_type=column&p=87060)
そんなワケで、「今だけ」「金だけ」「自分だけ」の考えのもと、
地球は壊され続け、次の世代の子どもたちの未来は奪われ続けてきました。
「お金は裏切らない」という悲しいコトワザもあるぐらい。
ただ、人類は、ついにお金にまで裏切られた、と思う報道がありました。

こちらの記事によると、
イングランド銀行(日本でいう日銀)が、
気候危機による損失の見積り額は、
今後対策をとらなかった場合、
20兆ドル(2,000兆円以上)
に達することを発表したとのこと。
…。
とてつもない額ですが、
昨年アメリカを襲ったハリケーン1回で、
2兆円
近い損害が出たことを考えると、全然バカげた見積でないことがわかります。
お金を追いかけて追いかけて、
かけがえのないものを失って、
最後は追いかけ続けたお金にまで裏切られて、
私たちは、本当に何がしたいんでしょうか。
ただもうこうなると、気候危機阻止のために動かない理由がないですね(^^)
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