谷口たかひさです。
僕は、問題に大小とかをつけるのはあまり好きではないです。
どんな問題であれ、真摯に対応がなされるべきだと思っています。
もちろん、1人で対応できる問題には限界があるので、分業をもって。
その上であえて言いますが、「気候変動」はこれまで人類が直面した問題の中で、最も深刻な問題だと思っています。
「私たちは大量絶滅の始まりにいます。」
これはグレタ・トゥーンベリさんの有名な言葉で、僕もドイツとスイスで、2度ほど彼女と一緒に活動させてもらっていますが、
基本的にこの考えに賛同しています。今、何も対策がなされなければ、という条件付きで(グレタさんもそういう意味で言っていると理解しています)。
2019年9月末~2019年12月末は、この「気候変動」についてみなさんに知って頂くため、4か国と日本47都道府県すべてを、160回講演して周らせて頂きました。
今はまたドイツで、講演が落ち着いた分、ブログやSNSの発信に力を入れていて、おかげさまで良いペースでフォローして頂ける人が増えてきました。
「みんなが知れば必ず変わる」をモットーに、「みんなが知っている」という状態を作るために、引き続き覚悟をもって活動していきますので、引き続きフォロー/シェア/いいね、などして頂けるとありがたいです(^^)
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23.8%(おおよそ4人に1人)の人が「世界で最も大きな問題は環境問題」だと回答したとあります。
しかしその内、「日本で最も大きな問題は環境問題」だと回答した人は2.5%(40人に1人)でした。
環境問題は世界では大きな問題でも、日本では大きな問題ではないのでしょうか?
そこには大きな勘違いがあるかも知れません。
イギリスのエコノミスト誌が世界144ヵ国を対象に行っている「Global Peace Index(世界平和度指数)」によれば、

気候の災害によるリスクの高い国ランキング(2018年)で、
複数の自然災害では日本は世界2位、
単一の自然災害では日本は世界3位、
というか上位4ヵ国が同一スコア(満点)で1位に見えます。
理由は詳しくは書かれていませんでしたが、
上位9ヵ国中、6ヵ国がアジア太平洋地域の国々である事から、地理的要因により、
台風や豪雨、洪水がどんどん強大かつ、頻繁になる事が原因かと思われます。
日本は経済的には豊かな国で、比較的平和な国でもある事から、
貧困問題や戦争問題は地球の裏側の問題で、
自分たちには無関係と思っている人が多いように思えますが、
環境問題(地球温暖化/気候変動)についても同じ認識でいるとすれば、
それはとても危険な事かも知れません。