谷口たかひさです。
今日はドイツで、家の近くのFridays For Future(未来のための金曜日)のマーチに得意のドヤ顔で参加していました。

基本的に寒い国であるドイツも、今年はみんなが驚いているほどの暖冬ですが、まぁそれでも寒いものは寒く、今日の気温はマイナス。
その寒さの中を毎週、学校を休んだ子どもたちや、仕事を休んだ大人たちが1,000人以上集まり、3時間以上も声をあげながら歩き続けます。
中には、とても家が遠いので、早朝に起きて、何時間も電車とバスに揺られながら来る子もいます。
僕は体力には自信がある方ですが、寒さで体力を奪われたようで、帰りの電車の中で意識を失ってしまいました。
こういう活動を頭ごなしに否定する大人たちもたくさんいて、それはとても簡単なの事です。だけど、なぜこの子たちがそこまでの事をするのか、少し立ち止まって考えてみてもらえると嬉しいです。
しかもこの子たちは、それでもなお、「私たちはまだラッキーな方です。もっと小さい子どもたちや、これから生まれてくる子たちを想うと…」と言います。
やり方の是非は一旦置いておいたとして、どちらが人間として、誠実なあり方でしょうか…?
マーチの状況はインスタライブで発信して動画も24時間は見れる状態で残してますし、これからインスタライブの頻度を上げていきますので、是非フォローしてみてください♪
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さてこの活動は、大人たちに「気候変動」に対するアクションをとってもらう事を目的として行われています。
昨年の7月は歴史上最も暑い月となり、熱波が日本でも1,000人以上、世界でもたくさんの人の命を奪い、北極圏の氷を1日125億トン溶かし、海の高さを上げています。
ハリケーンや台風は年々、その規模と頻度を増しています。
干ばつが世界中で発生し、食べものが取れなくなってきています。
オーストラリアで昨年の9月からヒドくなり、年末には世界中が知るところとなった森林火災。
今年に入り、そのオーストラリアに恵みの雨かと思ったら、みるみるうちに100年に1度の雨へと成長し、大洪水を巻き起こし、昼を夜に変える砂嵐や、車のガラスを割るゴルフボール大の雹(ひょう)が降ったところも。
イランでは3日で1年分の雨が降り、イスラエルでは76年振りに記録を更新する豪雨で、それぞれ洪水を巻き起こし、2ケタの数の人が亡くなりました。
そして今度は、スペインで嵐…。
イギリスのBBC(英国放送協会)が2020年1月23日(木)に報じたところによると、スペインをとてつもない豪雨と突風が襲いました。
どれほど凄まじいか、1度で良いのでリンク先の動画をご覧ください…
動画 ⇒ BBC News

突風の速度はおよそ時速100km/h、波の高さは14メートル(建物約5階の高さ)に及んだといい、橋や道路を破壊した。

スペイン首相のペドロ・サンチェスは、「気候変動が嵐を強くしている事は真実だ」と述べ、事態の収拾にいかなる資源や労力もおしまない事を発表した。
これまでに、車ごと流されたりするなどして、少なくとも13名の死亡が確認され、行方不明者を含め、本当の被害状況は把握してし切れておらず、今後増々ひどくなるおそれがある事が発表された。

2018年、2019年、そして2020年に入ってから特にですが…
どこで何が起きても不思議ではない状態です。
そして繰り返しになりますが、日本はこれらの国より気候災害リスクが高く、フィリピンについで世界2位である事が発表されました。
記事 ⇒ 気候災害で危険な国「世界2位は日本」世界平和度指数が発表‐気候危機34
健康に関してでもなんでもそうですが、起きてから緊急対策として対処する事は、よりかかるものが多くなり、また取返しがつかない事もあります。
それよりも大切で、効果的でよりかかるものが少なくてすむのは、根本対策です。
自分たちのため、そして次、その次の世代の人たちのためにも、できる事を「今すぐ」始めましょう。祈るだけでなく、行動として。
いつも僕のお話会でお話させてもらっている、具体的にできること5カ条は、少し詳しめに、近々ブログに書かせてもらいますね(^^)
何よりこれは、人類史最高のチャンスです。
「今だけ」「金だけ」「自分だけ」の狂った金融経済システムを見直し、分断をやめ、人類が初めてひとつになり、人間性が次のステージに行くための。