中国がすべての使い捨てプラスチック製品を禁止

 

谷口たかひさです。

 

日本でもようやくプラスチック問題が話題に上がる事が増えて来ましたが、EUでは2015年4月から規制が進んでいます。

また、UNEP(国連環境計画)の発表によると、2019年7月時点で、プラスチックバッグ(レジ袋)の使用を禁止している国は、実はこんなにあります(図中の紺色で塗られた国々)。

 

引用元:The Economist

 

意外だったかも知れませんが、実はアフリカ大陸に多いんですね。

その部分的な理由は、ゴミの収集率やリサイクル率が低いこれらの国々では、プラゴミ問題はより顕在化し安く、またもともとプラスチック製品の輸出がほとんどなく、その産業が力を持っていない事などが挙げられています。

 

これらの国々に続いて、世界最大のプラスチック消費国の1つである中国が、使い捨てプラスチックを禁止する計画を発表しました。

 

Sorting plastic bottles for recycling on the outskirts of Beijing in 2015.
引用元:The New York Times

 

人口14億人の中国は、大量に出るプラスチックごみの処理に、かねてから苦慮していました。

自分たちの国で出るプラゴミだけでなく、世界のプラゴミ輸入の7割も受け持っている国でもありました。

2019年6月、中国はついにプラゴミ輸入を停止。

思えば日本でレジ袋の有料化などが検討され出したのはこの頃ではなかったでしょうか。

中国が停止をして行き場を失ったプラゴミは東南アジア諸国に一気に向かいましたが、続いてマレーシア、タイ、ベトナムインドネシアなどの他の東南アジア諸国も次々に禁止/大幅な規制を行いました。

先進国では行き場を失った大量のプラゴミを積んだコンテナが港に並んでいるそうです。

 

ちなみに日本は、プラゴミ輸出量が世界一の国だそうです。

 

Infographic: The Biggest Exporters of Plastic Waste in the World | Statista
引用元:statista

 

さて少し話がそれましたが、この中国が2020年1月20日(日)、プラスチック禁止に関する大幅な計画を発表しました。

 

発表内容「2020年末までに以下を禁止」
・使い捨て食器の生産/販売

・綿棒の生産/販売
・プラスチック粒子を含む家庭用品の生産(販売は2022年末まで)
・使い捨てかつ生分解性でないレジ袋(主要都市以外は2022年末まで)
・使い捨てストロー

 

中でもプラスチック粒子を含む家庭用品の禁止はかなりスゴい気がします。

実はプラスチック粒子は洗顔料や歯磨き粉、ボディソープの他、口紅やアイライン、日焼け止め、消臭剤などにも含まれています。

それらはフィルターにもかからない大きさで海に垂れ流され、巡り巡って、魚介類や飲み水などを通して、私たちの身体に返ってきていると言われています。

 

これまでに世界からプラゴミを輸入していた中国や、東南アジアの国々による輸入規制、

また世界最大のプラスチック消費国の1つである中国の今回のこの決断はとても大きなインパクトがあり、

今後世界の国々では増々、プラスチックを禁止する国が増えていく事が予想されます。

 

燃やしてしまうと大量の二酸化炭素を排出する、石油製品であるプラスチック。

逆にこのまま規制が進まず増え続けると、2050年には、プラスチックが原因の温室効果ガス排出は、全体の温室効果ガス排出の15%を占め、気候変動を加速するとも言われています。

 

日本も早くこれらの国々の仲間入りができるように、市民の私たちから、プラスチックにNOの声を挙げていきましょう。

 

次はなぜプラスチックがダメなのか、人の健康との関係から書きますので、よければフォローしてください♪
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