谷口たかひさです。
僕はドイツに住んでいますが、日本は連日「コロナウィルス」の話で持ち切りだと聞きます。
ドイツでも感染者は出ましたが、コロナウィルスについて騒がれている事も、マスクをしている人も、今のところは見た事がありません。
僕の方から聞いてみても「あ~、なんかあるみたいですね」ぐらいの感じでした。
この辺の理由は、次回の記事に書きたいと思います。
昨日、日本にいる人と電話をしていて、コロナウィルスの話になったので、
「でもアメリカのインフルエンザも今年スゴいやん」と言うと、
「何それ?日本では全く聞かへんで?」と返って来たので、
今回この記事を書こうと思いました。
ドイツに住みながら、日本ではあまり報道されない事などを発信していますので、よろしければフォローしてください(記事は続きます)♪
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昨日(2月7日(金))のCNN(150ヵ国以上に配信する世界的メディア)の報道によると、
この時期になって、インフルエンザがアメリカで猛威をふるっています。
今年(2020年)に入り、最初の2週間は劇的に落ち着きを見せたものが、ここにきてまた猛威を振るい出したそうです。
日本だけでなく北半球をおそっている、気候変動による記録的な暖冬によって、寒くなる事が遅れた事も関係しているのでしょうか…
9月29日にアメリカで始まったインフルエンザは、これまでに少なくとも22,000,000件発生し、21,000,000人が入院、12,000人の死者を出しています。
通常、インフルエンザA型は25歳以上によく見られ、
赤ちゃんや子どもを含めた24歳以下には、インフルエンザB型がよく見られるそうですが、
今回はそのA型とB型の両方が24歳以下を危険にさらしていて、これはまったくもって普通でない、と専門家は言います。
専門家は対策として、
- 定期的に手を洗う事
- 咳やくしゃみをしている人を避ける事
- 病気になった時は、病院に行かず家にヘルスケアの提供者を自宅に呼ぶ事(ウィルスを拡げないために)
などを呼びかけています。
WHO(世界保健機構)は、B型はアメリカの他、カナダやキューバ、そしてA型はヨーロッパやアジアの国々など、インフルエンザが北半球で猛威を振るっている事を発表しました。
日本でもこのタイミングで猛威を振るい出しても、何の不思議もありません。
コロナウィルスも含め、WHO(世界保健機構)が発表している対策について、次回の記事で書きたいと思います。

【引用元】
CNN: Flu is widespread across the US (https://edition.cnn.com/2020/02/07/health/flu-season-high/index.html)
WHO: WHO: Flu on the rise in Northern Hemisphere(http://www.cidrap.umn.edu/news-perspective/2020/01/who-flu-rise-northern-hemisphere)