南極18.3℃ 観測史上最高気温 海面上昇の懸念「Tシャツだけで過ごせるようになるかも知れない」‐気候危機53

 

谷口たかひさです。

 

先週の木曜日、2020年2月6日、南極で観測史上最高気温となる18.3℃が記録されました。

これは2015年に記録された最高気温、17.5℃を0.8℃上回る形となりました。

 

ヴィクトリア大学ウェリントンの気候学者であるジェイムズ・レンウィック教授は言います。

「たった5年で、しかも1℃近くも気温が上昇するのは驚きだ。これは世界の平均よりも、この場所の気温上昇が激しいことを意味する」

「こんなに早く記録が塗り替えられるのは驚きだが、今回のこの記録も、すぐに塗り替えられるかも知れない」

 

2012年の研究によると、この地域の気温上昇スピードは、過去2,000年の間に類を見ないもので、この50年間でおよそ3℃上昇しているそうです。」

 

 

地球の温度は、1,800年前後にイギリスで起きた産業革命前に比べて、およそ1℃ほど上昇していると言われていますが、これは平均しての話で、その温度上昇が激しいところ、緩やかなところ、そして温度が下がっている場所もあります。

地球上の、場所ごとの温度上昇を見てましょう。

引用元:HarvardX

この下側が南極で、今回言及されているのは、南アメリカに向けて伸びた半島の部分ですね。

確かに赤色が濃く、温度上昇が激しい場所である事がわかります。

 

 

オーストラリア国立大学の気候学者である、ネリリー・エイブラム教授は言います。

「この場所(南極大陸の中でも、南アメリカ大陸の方に向かって突き出た半島の先)は、スゴいスピードで温度が上昇していて、じきにTシャツだけで過ごせるようになるかも知れない」

「少しの気温上昇ですら、氷をとかすエネルギを大きく増やす。結果として、この半島に沿った氷床を崩壊させる事になるだろう」

彼女はこれが、更なる海面上昇に繋がる事を懸念している。

 

CSIRO(オーストラリア連邦科学産業研究機構) の海洋学者であり、南極の専門でもある、スティーブ・リントウル博士は言います。

「これは一カ所における記録に過ぎないが、これが今世界で何が起きているかを示し、地球の温度が上がるにつれて、より高い気温を記録する事が増え、より低い気温を記録する事の証拠になっている」

 

南極で観測された過去最低気温は、1983年7月21日に記録された-89.2℃だそうです。

 

南極の氷は、4.8キロという分厚さで、世界の淡水の90%を占めていると言われており、

もしもこれがすべてとけた場合には、海面はおよそ60メートル上昇するそうです。

 

 

現在僕が住むドイツや、イギリスを大型の嵐が襲っており、

今日「時間と共に価値が減るお金」が発行されているドイツの地域に行く予定だったのが、電車が全く動かずにキャンセルとなってなってしまいました(明日リベンジします)。

その嵐については、また記事にしたいと思います。

 

「気候変動」、起きる事に対する緊急対策も重要な一方で、それにはキリがなく、また限界があると思います。

「根本対策」が絶対的に重要だと思います。

いつも僕がお話会でお話させてもらっている、1人ひとりができる事5カ条を、追って記事にもしたいと思います。

 

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【引用元】

The Guardina: Antarctica logs hottest temperature on record with a reading of 18.3C (https://www.theguardian.com/world/2020/feb/07/antarctica-logs-hottest-temperature-on-record-with-a-reading-of-183c)

NHK: 南極で18.3度 観測史上最高 世界気象機関 (https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200210/k10012279891000.html)

 

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