コロナから回復した人の血漿が重症患者を助ける事が判明 英紙報道‐コロナウィルス危機5

 

谷口たかひさです。

 

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コロナウィルスに関しては暗いニュースが飛び交う中、希望がイギリスで最も信頼性が高い新聞社にも選ばれた『ガーディアン』から報道されましたので、かみくだいて日本語でみなさまお届けしたいと思い、この記事を書いています(^^)

 

 

 

【『ガーディアン』の記事‐日本語訳(ここから↓)】

 

医師たちが、新型コロナウィルスから回復した人の血漿を、新型コロナウィルスの重症患者に輸血する事で効果があるだという、暫定的なエビデンスを発見。

※血漿(けっしょう)…血液に含まれる液体成分の一つで、血液の55%をしめるる。

 

別々の中国にある病院で従事する2つの医師のチームが、抗体を含んだ血漿を15人の重症患者に投与したところ、その患者の多くに、記録的な著しい改善が見られた。

 

1つの試験的な研究では、武漢の医師が「回復期の血漿」を10人の重症患者に投与したところ、その患者たちの体内のウィルスレベルが急激に減少した。

 

武漢にある『混合ワクチンのための国立工学技術研究所』のXiaoming Yang氏は、この治療を、重症患者にとって「有望な救助の選択肢」と述べ、しかし一方で、その発見を確かなものにするために、より多くのランダムな試用が必要だと述べた。

 

これらの試験的な研究に関しては 『米国科学アカデミー紀要』 にも掲載。

 

『アメリカ医師会誌』の速報によると、深圳市にある病院のLei Liu氏が率いるまた他の医師チームも、回復期にある血漿を5人の緊要な重症患者に投与したところ、そのすべての患者に輸液から10日以内に改善が見られ、そのうち3人はその患者たちの命をつないでいた人工呼吸器を外せるまでになった。

 

これらの発見は、最近回復した人たちの献血が、より脆弱な人たちの免疫力を高め、感染と戦う事を助けるという希望をもたらした。

しかし、これまでにその血漿治療を受けた患者数は少なく、また公式試験とまでは言えない形で実施されたため、これらの治療が実際にどれほどの便益をもたらしてくれるかを計る事は、現段階では不可能だ。

 

 

回復期の血漿による治療の例は、1918年に大流行した「スペインかぜ」にまでさかのぼる。

 

この治療は「ウィルス感染から回復した患者はその血中に抗体を持ち、その抗体は次の同ウィルスの攻撃時に、いち早くそのウィルスを検知し破壊する」という事実に依拠している。

この血漿を患者や、感染リスクのある人に投与する事は、その人たちの免疫力を強化し、保護を提供しうる。

この治療が有効かも知れないという示唆により、アウトブレイクの最中にあるニューヨークの医師たちは輸液の試用をすすめ、イギリスもここ数週間以内に類似の研究を開始すべく、国の血液サービスが患者の血液から抗体を含む血漿のふるい分けを開始

 

英グラスゴー大学の上席主任研究官であるDavid Tappin教授は、回復期にある血漿について2つの臨床試験を行うべく、英国立保健研究機構に申し入れた。

彼らは、その血漿が、第一線の医療従事者たちを感染から守り、患者を容体悪化や人工呼吸器の必要がある状態に陥る事から防ぎ、既に重症化した患者の症状が改善する事のエビデンスを取ろうとしている。

 

「血漿を患者に投与する事が安全であると示唆される事から、武漢からのこの報告は重要だ」

とDavid Tappin教授は言う。

「しかし、この発見より確実なものにする為にも、より多くの患者への公式試験が必要だ」

とも。

 

英国薬理学会の長であるMunir Pirmohamed教授も、

「それはランダムな試験ではなく、またその患者たちは、現在新型コロナウィルスに対しての試験が行われているレムデシビル(エボラ出血熱などに効くとされる抗ウィルス薬)投与など、他の治療も受けていた」

として、武漢の例には注意が必要な事を述べた。

 

Munir Pirmohamed教授は同時に、

「回復期の血漿を投与する事は、他のものをうつしてしまうリスクや、その病気を抗体に強くしてしまう、などの安全上の懸念がある事を忘れてはならない」

と述べ、

「それが有効だと証明されても、たくさんの患者にその治療が提供できるかは別の問題だ」

と締めくくった。

 

【『ガーディアン』の記事‐日本語訳(ここまで↑)】

 

 

 

さて、希望も見えた一方で、まだまだ試験が必要な事や、有効だと証明されても提供できる数が懸念されている事がわかりました。

 

“Hope for the best, prepare for the worst.”
「最高を望み、最悪に備える。」

 

これが危機の際に、いや生きていく上でも大切な姿勢だと僕は思います。

 

 

まだまだわからない事だらけの新型コロナウィルスですが、ハッキリしている事は、「人とできるだけ会わない事」は効果的だという事です。

世界中の医師、医療従事者、その他大勢の人たちが死力を尽くしてくれている中、被害の拡大を少しでも小さくし、遅らせ、「自分が感染源にならなって大切な人を危険な目に合わさない」為に、できるだけ家にいましょう。

 

 

この状況の中、パチンコ店やカフェ、ラーメン屋に並ぶ、旅行に行く、飲み会や集会をする、などは控えれると僕は思いますが、

「補償さえされれば仕事に行かず、自宅待機が可能」や、「新型コロナウィルスの影響が仕事に及び、お金が心配」という方々、

その他すべての人の生命の尊厳が、『基本的人権‐生存権』に基づいて適切に守られるため、

『地球を守ろう』の方々、海外在住の方々、政治家の方々、科学者の方々、弁護士の方々、本当にたくさんの素敵な方々が集結したチームにより、署名を作り上げました(ちなみに、僕は任せっきりでほぼ何もしていません笑)。

 

完ぺきではないかも知れませんが、スピードも重要視した上で、現時点での私たちのベストです。

 

おそれるべきは「経済が止まる事」ではなく、「経済が少し止まっただけで命の尊厳がおびやかされる社会保障」の方です。

 

「30万円」という言葉が独り歩きしがちですが、少し調べて頂けるとおわかり頂けるかと思いますが、現時点での日本政府の補償は、受けれる人がとても限られている上に煩雑で遅く、これは改善される必要があると考えています。

 

私もイギリスに住んでいた事があり、今はドイツに住んでいますが、補償が手厚く見える国々では、その市民の人たちが人任せにせず、ちゃんと自分たちで幾度となく「適切に」声を上げ、それを勝ち取っています

 

「他力本願」、「人任せ」、「何かのせい」を続けた場合に国がどうなるか

これは福島第一原発の事故の時に、バカ高い授業料と一緒にイヤというほど学んだはずです。

 

自分や大切な人を守りたいなら、「今」立ち上がるしかありません。

といってもなにも難しい事をしようというのではなく、お金ももちろんかからず、2分ほどですむ署名です。

 

内容をご一読頂いてご賛同頂けましたら、ご署名、拡散頂けると本当に嬉しいです。

  

『誰ひとり取り残さない』

※署名ページ ⇒ ココをクリック

 

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【引用元】

The Guardian: Plasma from coronavirus survivors found to help severely ill patients (https://www.theguardian.com/world/2020/apr/07/plasma-from-coronavirus-survivors-found-to-help-severely-ill-patients)

Proceedings of the National Academy of Sciences: Effectiveness of convalescent plasma therapy in severe COVID-19 patients (https://www.pnas.org/content/early/2020/04/02/2004168117)

Journal of the American Medical Association: Treatment of 5 Critically Ill Patients With COVID-19 With Convalescent Plasma (https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2763983)

 

 

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