「2020年は日本のオーバーシュートデーは5月12日だった」をわかりやすく解説

 

谷口たかひさです。

 

今日は、メディアプロデューサーとして、某大手TVのコンテンツを作られたり、新メディアを立ち上げられたり、ご自身もNHKをはじめとする多くのメディアにご出演されたり、ノーベル賞受賞者のマララさんと対談されたり…

僕より1個年下ながら、とても精力的に活動されている疋田万理さんと、

インスタライブで「オーバーシュートデー」について説明させて頂きました(^^)

 

 

「2020年の日本のオーバーシュートデーは5月12日でした。」

 

これだけだと何の事かさっぱりですよね。

では、できるだけわかりやすくなるように解説していきたいと思います(^^)

 

 

「オーバーシュートデー」ってなに?

「オーバーシュートデー」というのは…

 

私たちが使っている資源の量が、地球が1年間で再生可能な量を上回ってしまう日のことです。

 

国際NPO団体Global Footprint Networkによって設定、計測され、世界全体と、国ごとのデータが、それぞれ毎年発表されています。

 

これによると、日本の私たちは今年の年明けから5月12日まで、

つまり4か月とちょっとの間に、今年1年分の地球の資源を使い果たしたということになります。

 

ここまでだとまだちょっとわかりにくいと思いますので、順に説明していきたいと思います(^^)

 

 

地球〇個分の暮らし

「日本の私たちは地球〇個分の暮らしをしている」とかっていう話聞いた事ないですか?

 

聞いた事無ければ、推測してみてください。

 

 

 

正解は…

 

 

 

約3個分(年によっても異なりますが、だいたい2.8~2.9)。

 

ちなみに、

アメリカは5個以上、

インドは1個未満、

世界全体を平均すると1.75個、

だと言われています。

 

僕は最初これを聞いた時、

「いや、3個分とか言われても、地球って1個しかないし…」

とあまり意味がわかりませんでした。

 

これはどういう事かと言うと…

環境の話をしていると、資源を使う事自体があたかも悪い事だと思われがちですが、

それ自体はそれほど悪い事ではありません。

 

基本的にはどんな生き物も、資源を消費しながら生きています。

 

問題はその量。

 

家を建てるために木を切っても、また生えますし、

魚を食べても、魚はまた増えます。

 

つまり、私たちが1年に使う資源の量が、1年で再生する量であれば良いわけです。

 

これが、最近よく聞く「サステイナビリティ(持続可能性)」という言葉の本質です。

 

大量生産、大量消費(廃棄)、使い捨て…

 

過度にこういった事を私たちがやり続けた結果、1年間に私たちが使っている資源の量は、再生するのに約3年間かかる資源の量なわけです。

 

どうあがいてもどこかのタイミングで足りなくなります。

 

つまり、私たちが今、享受している物質的な豊かさや利便性は、私たちの子どもたちや孫たちの世代に本来残しておくべき地球の資源を奪う事によってしか成り立たない、という事になります。

 

「大人は、子どもの目を見つめて「愛してる」と言いながら、目の前でその子どもの将来を奪っている」というのは、グレタ・トゥーンベリさんの言葉です。

 

 

10人前のカレー鍋の前に10人の人が並んでる

ここまでの説明で、だいぶご理解頂けたかと思いますが、

もっと平たく言うと、カレーの鍋にカレーが10人前あるとして、10人の人が並んでいるとします。

1人が1人分ずつ取れば、全員問題なく食べれますね。

 

それを、1人目が欲張って3人分取り、2人目と3人目も…

こうなると4人目は、1人前しか残っていません。

そして5人目以降には、何も残っていない…

 

 

このまま行くと、この食べられない(資源が足りなくなる)5人目以降の人たちが、ちょうど私たちの子どもたちや孫たちの世代に当たる、というわけです。

 

地球は今そこまで深刻なところまで来ており、

この資源の使い過ぎの結果として起きているのが、

気候変動であり(化石燃料資源の使い過ぎ、大規模畜産等、森林伐採等が原因)、

コロナウィルスなどの新規感染症であり(自然のみの生息地に人が資源のため侵略し動物と接触、工場畜産等が原因)、

100万種の動植物の絶滅の危機(森林伐採、大規模畜産、農薬等が原因)なわけです。

 

 

自分は地球何個分の暮らしで、どう1個分にできるか?

このサイト(Ecological Footprint <http://www.footprintcalculator.org/>)から、自分の生活スタイルかの質問に答える事で、自分が地球何個分の暮らしをしているかを診断する事ができます。

 

そしてその質問の内容でおわかり頂けるかと思いますが、自分の生活スタイルを地球1個分にする為にできる事は、だいたい下の絵の右上の5カ条に集約します。

 

写真の説明はありません。

 

是非、できる事からでも始めて頂けると、地球、引いては自分と子どもたちの未来を守る事につながります(^^)

 

 

世界が地球1個分の暮らしをしてた時代

世界が地球1個分の暮らしをしてた時代は、いつなんでしょうか?

 

 

石器時代?

 

 

それとも江戸時代?

 

 

日本については、引き続き調べていきたいと思いますが、

世界についてで言うと…

 

 

1970年頃と、実は全然そんなに前の話じゃないんです。

 

また、その頃に完全に戻るというのも無しでは無いかも知れませんが、

再生可能エネルギー(これも害がゼロではないが、化石燃料や原発とは比べものにならないぐらいマシと言われる)やエコカー、スマートシティなど、

技術革新やアイデア(仕組み)なども組み合わせる事によって、退化でなく進化にで、地球1個分の暮らしを成しえる可能性が出てきています。

 

あとは、私たちの意識‐。選ぶだけです(^^)

 

ドイツに住み、科学者と連携しながら、海外/英語でしか得にくい情報を発信していますので、よければフォローしてみてください(^^)

 

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【引用元】

<https://www.footprintnetwork.org/>

<https://www.overshootday.org/>

 

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