フランスが「環境破壊は犯罪とする」憲法改正の国民投票へ

 

谷口たかひさです。

 

鳥肌が立ちました…。

 

今が間違いなく『地球の分かれ道』ですね。

 

 

 

フランスのマクロン大統領が、「エコサイド(環境破壊/生態系破壊)」を犯罪とする事を支持する考えを示しました。

 

 

国際団体とこの事について議論し、フランスの法律にこれを組み込む事を検討しています。

 

「エコサイド」はフランスの『The Citizens’ Convention for the Climate(気候の為の市民代表者会議)』によって支持されている考え方で、環境に深刻なダメージを与える事を指し、主に企業行動に関連します。

 

 

国民投票は2021年に行われる見込みであり、「生物多様性の考え方の導入」、「環境保護」、「気候変動への対策」などをフランス憲法第一条に組み込む事について行われます。

 

 

もしこれが行われれば、2005年に欧州憲法への適合を行って以来、およそ16年ぶりの国民投票となります。

 

マクロン大統領は15億ユーロ(約1,800億円)以上を、フランス経済をよりグリーンにするために使う事を約束し、これは「明日のための産業を発明する」事などに使われます。

 

 

 

スゴいニュースですね(^^)

 

こういう事をブログに書くと、「フランスの大統領はスゴい」という声をよく聞くのですが、そうではないと思います。

 

 

週末にフランスで行われた地方選挙で、環境保護に特化した政党、「緑の党」が圧倒的な勝利を見せました。

 

マクロン大統領はこれを受け、「エコはフランスの人々が夢中になっているものの中心にある」と発言しました。

 

今回の、環境破壊を犯罪にする考えを提案した『The Citizens’ Convention for the Climate(気候の為の市民代表者会議)』は、わずか150名の市民で構成されています。

 

 

市民の勇気と行動なんですね。

 

 

海外の事をブログに書くと、日本を悲観的に見る声もよく聞きますが、日本には日本の向いている事があります。

 

協調性が高く、「みんなやっているから」という理由だけでやってくれるので、なにかの考え方や行動をしている人が増えていき、ある割合に達したら、残りの大多数が一気にひっくり返る、というところです。

 

今日本で毎日のように講演し、5ヵ月弱で200回ほどに達しましたが、環境問題に関心が増えている人も、それにつられて行動する企業やメディアや政治家も、確実に増えてきています。

 

『3.5%の法則』というものがあり、そのコミュニティの人口の3.5%を巻き込めた活動は、いまだかつて失敗したためしがありません。

 

夜明け前が1番暗く見えますが、本当にもう一歩のところまで来ています。

 

時代を変えてきたのはいつも、希望を最後まで捨てなかった、無名で少数派の人たちです。

 

『私たちがこの星の最後にして最高の希望です。』

 

希望がある、のではなく、『あなたが希望そのもの』なんです。

 

 

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【引用元】

<https://www.connexionfrance.com/French-news/French-president-backs-creation-of-ecocide-crime>

<http://www.rfi.fr/en/france/20200621-french-citizens-assembly-urges-referendum-on-criminalising-ecocide>

 

 

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